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| >> 展覧会探訪〜No.2 『アートがあれば―WHY NOT LIVE FOR ART?―』 |
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今回は東京オペラシティアートギャラリーで開催中の『アートがあれば―WHY NOT LIVE FOR ART?―』です。
美術館や企業の美術作品のコレクションではなく、個人が所蔵している「プライベート・コレクション」が見られるということで、よそのお宅にお邪魔した際などはそのお宅の本棚が見たい(「あの人の本棚が見たい」という本もあったような。確か私は買いましたが。)私としては非常に興味がありました。
今回は9つのプライベート・コレクションが見られたのですが、見始めてすぐに「失敗した」と思いました。
それはなぜかというと展示にがっかりしたのではなく、ゆっくり見たい内容なのに閉館までにあまり時間がなかったということで、当然興味があって行ったのですが予定がずれ込んでしまい、私が入館したのは閉館の1時間前を切っていました。
私にとってかなりゆっくりじっくり見たい内容の展示で、混んでいないので本当ならより一層楽しめるのに、時間のことが気にかかりそれが残念でした。
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そのような状態ではありましたがぎりぎりまで見させていただいた今回の展示。
9つのプライベート・コレクションはそれぞれに展示スペースも区切られており、作品はギャラリーの壁や床に展示されていますが、実際に置かれている所蔵者の部屋写真のパネルも共に展示してありました。
そのパネルにより作品が置かれている部屋の様子を垣間見ることができるのですが、中でも2つのコレクションは展示スペース自体が実際の部屋のようなつくりになっており、椅子や机、そしてこれも所蔵者のコレクションの一部であろうお気に入りの人形や置物、皿や文具などが展示されており、その部屋にお邪魔したような状態になっていました。
同一所蔵者の作品群の中でも、なんとなく作品同士に関連性を見出せるものもあれば、一瞬ではわからないなぁと思うものもあり、また作品は存在感が強いものが多かったので、日常の中でこれらの作品があり、共に暮らしている状態はどんなだろうなぁなどと考えたりもしました。
毎日目に触れる作品としては、かなり惹きつけられましたが「私はきついなぁ」と思うものもありましたが、この作品がふと玄関にあったり、居間にいたりしたらちょっと楽しいだろうなぁなどと思うものもあり、そういうことを想像しながら作品を見るのは楽しいものでした。
私が個人的に好きだったのは [T.R.collection] で、岡田裕子・草間弥生・できやよい・野田幸江・もとみやかをる、の作品がありました。
今回の9つのコレクションの中には草間弥生さんの作品が多く含まれており、私も好きなのですが、やはり多くの人に影響を与える重要なアーティストなんだなぁと改めて思いました。
けれど好きか嫌いか、欲しいと思うか否かは別として、私が気になった作品の多くは同世代のアーティストのものだということに後で気づき、同世代のアーティストが多くの人々に影響を与え始めており、いろいろなものを繋ぎだしていっているような気がして、少し嬉しい気がしました。
私は最近常々思い始めているのですが、好きな作品を自分で判断し購入して、共に暮らしたいなぁということで、はて、一体いつのことやら?という現在の状態ではあるのですが、私にとって好きな作品と暮らすことは、きっと日々が豊かになり、他のことも含め広がりも増すような気がしており、今回の展示を見てよりそのように思いました。しかし判断力と経済力が不可欠で、現在はもっぱら判断力を養っている状態なのですが。
『アートがあれば―WHY NOT LIVE FOR ART?―』展。興味を持たれた方は、時間にゆとりを持って見に行かれることをオススメします。
『アートがあれば―WHY NOT LIVE FOR ART?―』
東京オペラシティアートギャラリー /
〜2004年7月11日(日)まで
12:00〜20:00(金・土のみ21:00まで)
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