| >> 展覧会探訪〜No.1 『あるサラリーマン・コレクションの軌跡』 |
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これから様々な分野の展覧会を取り上げて、時々紹介したいと思っています。
やはり実際に出掛けて本物を見るのが一番。作家や作品との幸せな出会いがあるかもしれません。
展覧会に行って見てみましょう!
これはひとつの感想や意見ですが、それが広がっていくと楽しいなぁと思っています。 |
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先日、三鷹市美術ギャラリーで開催中の『あるサラリーマン・コレクションの軌跡〜戦後日本美術の場所〜』展へ行ってきました。
新聞などでも取り上げられていましたが、この“あるサラリーマン”は20代の後半に美術にめざめ、その後40数年にわたりサラリーマンを続けながら美術資料と美術作品の収集をしてきたそうです。
そしてコレクターとして美術界では知らぬ人はない存在で、とくに現代美術の資料収集にかけては、どんな専門家もおよばないとのこと。その方のコレクション。
展示会のポスターを見たときから興味を惹かれており、「ますます見てみたい」と出掛けてきました。
三鷹市美術ギャラリーは今回初めて訪れましたが、入った感想はまず思っていた以上に広い、ということでした。
しかしそれは、今回のコレクターの方のコレクションの多さ、そしてあらゆるタイプの作品があるということに私が驚いたからかもしれません。
日本画・洋画・版画・写真など。伝統的なものから現代的なものまで。
作品サイズ的には、今回の展覧会では大きいものはあまり多くはありませんでしたが、現在において名が知れている人の、しかし現在では逆になかなか見られない初期の作品から、これからの若手作家の作品まで様々なものがありました。
草間弥生・安斎重男・片岡球子・加納光於・合田佐和子・中西夏之・高松次郎・眞板雅文・桑原正彦などなど。
作品を見ながら、「次は誰?」とワクワクしていました。 |
そして並べられた作品をじっくりと見続けているうちに、この方の熱い思いが伝わるような、幸せな気持ちになりました。
自分の琴線に触れたものを集める。
いいと思うものに出会えることはとても幸せなことだけれど、簡単ではない。
展覧会をするために作品を収集してきたのではない。
この方の費やした時間、作品を見た量、そして感じたことなど、ハンパではない。
この方は収集し続けることで多くの作家を見続け、また育ててきた人でもあるのでしょう。
『凄い』 見にきて良かったと思いました。
さて、いろいろなことを考えながら少し嬉しいような気分で帰ってきましたが、それ故に “あるサラリーマン”とは誰なのか。
今回の展覧会では名前が伏せられています。
美術は好きでも私には分かりませんでした。 しかしその後調べてみて、なんとか「おそらくこの人だろう」という人には辿り着きました。 |
■『あるサラリーマン・コレクションの軌跡〜戦後日本美術の場所〜』
/〜2月1日(日)迄 三鷹市美術ギャラリー(TEL:0422-79-0033)
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