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>> 展覧会探訪〜No.4 『ボテロ野外彫刻展』



現在、恵比寿ガーデンプレイスで開催中の「ボテロ野外彫刻展」へ行ってきました。
ボテロと言えば「でぶちん」。
私がボテロの絵画を初めて見たのは10年ちょっと前くらいで、ボテロを見ると思い出す友人がいるわけですが、彫刻は今まで見たことがなく、今回はその「でぶちん」のまま彫刻になっているとのこと。
約20点展示されており、見た友人からも「良かった」との話を聞いたので、これはやはり行かねば、と思い見てきました。
恵比寿駅からガーデンプレイスへ向かって進み横断歩道を渡ると、早速出迎えるように「でぶちん」の巨大な彫刻が鎮座していました。
でかい・・・。

馬・女性・男性・顔・猫などの巨大な彫刻があり、それらを順に見て回る。
分かってはいたけれど、全て大きくて太っている。
彫刻の後ろにもまわり、後ろ姿も見る。背中とおしりを見ているわけですが、「でぶちん」なのでそれがそれらに見えず、なんとなく顔のようにも見えてきてしまう。
また女性がポーズを取っているものもあるのだけれど、腕が短くて後ろに回りきれていない。
ポーズは決まっているのか・・・。

全てが大きいのである程度の距離をもって眺めないと、それがどこの部分なのか分からなくなってくる。う〜ん。
そして上の階からはセンター広場に置かれている彫刻を眺めることができ、私は下では見ることのできない「横たわる女」の背中が見たい、などと上からも覗いてみたりしていました。

巨大な彫刻はブロンズ製で、重さはほぼ皆1トン前後あるようです。凄い量感である。
ボテロの絵画を見ているときもそうだったけれど、この量感と形と格好を見ていると、なんとなく口元が緩んでいる。
なぜかは分からないのだけれど、顔が笑っている。
こんなに大きいものを造ってどうするのだ、これがなんなのだ。
しかもわざわざ海外から運んできて、よく分からない。と思うと思う。

けれどそう思っても、見ている人は皆結構笑っていて、彫刻の余計なところに手を当てたりして、彫刻を目にして楽しんでいるように見える。
ボテロが表わしていることはこういうことなのかもしれないな、などと私は思い満足して帰ってきました。

それぞれの彫刻の下にはライトも置かれており、夜になると点灯されるようです。
日中見るのとは雰囲気も異なると思うので、しばらくの間この野外彫刻展は開催されているので、またの機会には少し暗くなった頃に来たいなと思いました。

さてボテロというと思い出す友人は、本人にも自覚があったらしく、ボテロの絵を前にして「好きなんだけど、これ私に似ているよね」と言っていました。

10年位前のその光景を思い出すとき、私はやはり笑っている。



『ボテロ野外彫刻展』 恵比寿ガーデンプレイス 入場無料 
〜2004年7月11日(日)まで

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